2002年の青島、北京、上海視察以来、約10年ぶりになる中国への出張。前回はまさに中国バブル前夜といった感で、ビルや高速道路の建設ラッシュであった一方、道一本隔てれば、まだまだ素足に人民服といった貧しい生活も垣間見れました。またインフラといえば、交差点にはまるで蟻の如く自転車で行きかう人々で溢れかえっていた様子を鮮明に記憶しています。しかし今回の出張では、この短期間でGDP世界第二位に躍進し、未だ勢い衰える様子の無い、中国のパワーに圧倒されずにはいられませんでした。
例えば行き交う高級車の数。日本よりもBMW、ベンツ、ポルシェ、フェラーリといった高級車が街を走り、モーターショーさながら。かつての移動手段であった大量の自転車は影を潜め、電動自転車とICカードのレンタルサイクル、バイクに様変わり。オシャレに着飾った人達は、ここが共産党国家であることを忘れさせます。但し、この数年間でのインフラの変化に人々の交通マナーやルールが追いつかず、無謀な運転やクラクションの嵐。これはまだまだ発展途上国並み。
空港からホテルへ向かうハイヤーの車窓を通して伝わる中国パワーと、様変わりした街並みに、衝撃と興奮を感じながら今回の出張は始まりました。そして、2日目、3日目と今回のメインである、義烏市・国際商貿城(通称:福田市場)での視察で更なる衝撃を受ける事になるのでした.。

【スケジュール】
● 4月21日
13:45発 NH951便にて関西〜杭州へ(約2時間40分) 
ハイヤーにて(約40分)杭州市はホリデイ・イン杭州に宿泊


(杭州国際空港・ホリデイ・イン杭州とその周辺)

● 4月22日、23日
06:45 杭州市〜義鳥市 ハイヤーにて福田市場へ(約2時間) 
09:00〜17:00 福田市場視察(約8時間)
19:00 義鳥市〜杭州市 ハイヤーにてホリデイ・イン杭州へ(約2時間)


(福田市場)

● 4月24日
16:25発 NH952便にて杭州〜関西へ(約2時間40分)

【視察レポート】
●福田市場概要
国際商貿城1区〜5区(通称:福田市場)は中国の浙江省中部の義鳥市にあり、杭州国際空港からは車で約2時間の距離にありました(実際は渋滞等で+30分)。義鳥市の人口は150万人程度でそのほとんどが市場に関連する仕事をしているといわれています。それもその筈、福田市場の総面積は100万平方メートル、店舗数は40000店余りと世界最大規模なのです。
今回、「日経スペシャル ガイアの夜明け」(: テレビ東京)にて福田市場の存在を知り、視察に至ったのですが、実際に訪れてみて、そのスケールに驚愕!全てのブースを納得行く迄チェックするには、相当な期間数滞在しなければならないと実感しました。

・・・その規模の一部(1区)を下記から想像してみて下さい。

福田市場 1区
敷地面積28万平方米
総床面積34万平方米
合計距離40.6km
階数:4階建て 縦(南北)長さ:700m 縦の通路数:11本(1,2,3階)3本(4階)=計36本
横(西東)長さ:100m 横の通路数:25本(1,2,3,4階)=計100本
1階/合計距離12km/店舗数3000
2階/合計距離12km/店舗数3000
3階/合計距離12km/店舗数3000
4階/合計距離4.6km/店舗数500

1区全体/通路合計距離40.6km/店舗数9500

この1区を徒歩(時速4km)で営業時間内(9:00〜17:00の8時間)見るとし、立ち止まらずに全て歩いたとしても1日ではとても回れません。仮に1店舗あたり3分ずつ見て行くとなると28500分=475時間かかるので、毎日通っても475時間÷8時間=約2ヶ月かかることになるのです。ですから、5区迄全て見て回るとなれば、なんと10ヶ月もかかる計算です!
今回は時間の都合上、メイン通路(1区〜5区)のみを歩きましたが、午後になれば皆、足が棒になり無言状態。そんな福田市場ですが、現在も市場拡張工事が行われており、売場面積がどんどん増えていく様です。凄い!

●価格
市場内のどこの店舗も、基本的に小売りには応じてくれませんが、交渉によりサンプル販売して頂ける場合がありました。価格は日本国内で販売されている価格の1/10〜1/5ぐらい。例えば、日本で600〜1000円ぐらいで売られているアクセサリーは80円〜120円ぐらいで販売されています。最低仕入れロット数は、1c/s12個〜120個など様々ですが、価格の安い商品になればなる程、最低ロット数が1万個単位での購入が必須でした。

●品質
一昔前までは品質が悪く不良品が多かったそうです(情報:Web検索にて)。そのため品質的に低くても大丈夫なアフリカ人・東南アジア人のバイヤーが多く、高品質を求める日本人バイヤーは敬遠していたとの事ですが、日本でもTV等で紹介されたため、バイヤーが徐々に増えており、それに伴って品質要求に応える生産者が増え、全般的にかなり品質向上してきているそうです。今回は視察ということで、大量注文には至りませんでしたが、品質の程はいかに?!


フラフラになりながら、端から端まで歩きましたが、5区は一部完成で現在も建設中でした。
(※WEBでは5区の平面図を探す事が出来ず未掲載です。)



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